羽田雄一郎参議院国会対策委員長は、19日午後、国会内で定例記者会見を行い、冒頭で「尖閣諸島衝突事案に関する予算委員会での議決が行われなければ、これ以上進めるわけにはいかないという野党からの話があった。これについては、前田武志委員長が各与野党理事の意見をとりまとめて、既に申し入れを行っている。我々としても、これまで議決に対しても前向きな対応をしてきたつもり」だとした。
また、「昼に柳田大臣の問題、防衛省の事務次官通達の撤回、尖閣諸島のビデオ事案、小沢一郎元幹事長の問題、この4つの項目で自民党から回答の求めがあった。回答を行わないと進まないので、まずは回答をするために党内議論を進めているところである。その回答をみて議決をしていただきたい」と述べた。
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