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2010/11/23
岡田幹事長、連合大阪と意見交換行う 大阪市
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 岡田克也幹事長は23日午後、大阪市内で連合大阪との意見交換を行った。連合側からは川口清一会長はじめ、多賀雅彦事務局長、田中宏和副事務局長、香川功政治局長、平岡宣次UIゼンゼン同盟支部長、山口芳彦電機連合議長、山下博司自治労執行委員長、炬口孝一サービス・流通連合支部長、渡壁長則自動車総連議長、古賀信弘JP労組執行委員長、北島正俊私鉄総連執行委員長、今宮正信基幹労連委員長、中村義男都市交執行委員長らが出席した。

 大阪府連代表の樽床伸二衆院議員は冒頭の挨拶で「厳しい状況のなかではあるが、何としてもこの逆風を耐え忍んで4月の統一地方選挙、そしてその後の活動に取り組んで参りたい」と語った。

 続いて挨拶に立った岡田幹事長は、「民主党政権がスタートして15カ月、この間のことを振り返り、反省すべき点もいろいろある。ご支援いただいている皆さんに対してお礼を申し上げるとともに、なおしっかりとやっていかなければならないという思いだ」と語り、一層の支援を求めた。

 続いて「今国会の最大の目標が補正予算を早く成立させることである」としたうえで、「そのためにある意味で耐え難きを耐えて国会運営にあたっている」と説明。衆議院を通過し、参議院において最後の攻防が行われていると述べ、予算はともかくその他の法案は「与党だけでは法律が成立しないねじれの現実がある」と改めて指摘。そういうなかでなるべく丁寧な国会運営を行っていると語った。

 また、そうした中で菅直人総理は連日朝5時から国会の準備を開始していることを披露し、「総理がこれだけ予算委員会に出席している国会はこれまでなかった」ことも紹介し、国会終了後に深夜までの間に一国の総理として決断するなどの職務をこなしているとも語り、「ねじれのなかで苦労をしながら進めている」国会運営への理解を求めた。「民主党にしっかりと変えてもらいたい、世の中を変えてもらいたいとの思いで政権交代が実現したわけであるから、前を向いて、一つひとつ進めていきたい」と改めて表明した。

 川口連合大阪会長は、「いま幹事長のご挨拶にもあったが大変きびしい状況にある」との認識を示したうえで、急激な支持率の低下を危惧するものであるとした。そして、「政権交代の原点に立ち返ってもらって、政権交代に期待をこめた国民の思いのもと、政策の実行に力を尽くしてほしいと要請。「日本経済の持続的な発展のために政策を実行し責任を果たしてほしい。それが国民の信頼と期待に応える道だ」と求めた。

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