岡田克也幹事長は26日夜、同日の衆議院の本会議において憲法60条(予算に関する衆院の優越)規定に基づき、平成22年度補正予算が成立したことを受け、国会内で記者団から感想を求められ、「国民生活を安定させるために、予算をつくって頑張ってきたが、ようやく(補正予算成立)ということで、ほっとしている」と答えた。
また同時参院本会議で仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通大臣の問責決議案が提出され、可決の見通しから、問責決議案をどう考えるかとの問いに、「そういったことを(野党側が)乱発することは、国会の権威という観点から理解できないという思いがある」と批判した。
そのうえで、岡田幹事長は来年度本予算について、「国民生活をしっかりと守っていく責任があるということを共通点に(与野党が)話し合っていくべき。そうでないと国会が国民から見ていったい何をやっているのかということになる」と来年度予算成立に向けて、与野党ともに真摯に議論を重ねていく必要性を説いた。
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