トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2010/11/30
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、仙谷官房長官会見
記事を印刷する





菅直人総理(代表)記者ぶらさがり
「私はやりたかった」明日の党首討論が中止されたことに

 菅直人総理(代表)は30日夜、官邸で記者団の明日予定されていた党首討論が中止となったことへの質問に、「私としてはやりたかった」と答えた。

 また、与野党の党首会談についての質問に、「米韓の合同軍事演習が行われ、また、中国から6者協議の提案があったこの時、野党の意見を聞くことは重要」として、野党の一部から出ている無用論を否定した。

仙谷由人官房長官会見

 30日午前、仙谷由人官房長官は定例記者会見にて同日朝、開催された閣議、閣僚懇談会、閣議前の関係閣僚会議、閣議後の鳥インフルエンザ対策本部の内容について報告をした。

 閣議では、片山善博総務大臣から労働力調査結果及び家計調査結果について、細川律夫厚生労働大臣から有効求人倍率について、野田佳彦財務大臣から平成22年度補正予算成立にあたっての発言があったことを仙谷長官は報告した。閣僚懇談会では、菅直人総理と蓮舫行政刷新担当大臣から行政刷新会議の事業仕分けについて、片山総務大臣から一括交付金について発言があったことを明らかにした。

 また、閣議前に地球温暖化問題に関する第9回目の閣僚委員会を開催し、「11月29日から開催されているCOP16(国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議)に向けての対処方針を議論し、了承された」ことを報告した。

 さらに同日、第1回目の食と農林漁業の再生推進本部を開催し、「食と農林漁業の再生実現会議の設置を決定した」とした。「食と農林漁業の再生推進本部」は、高いレベルの経済連携の推進と我が国の食料自給率の向上や国内農業・農村の振興等を両立させ、持続可能な力強い農業を育てるための対策を講じるために設置されたもので、菅直人総理が本部長、玄葉光一郎国家戦略担当大臣と鹿野道彦農林水産大臣が副本部長とし、関係閣僚及び 副大臣、有識者が参加し、対策の検討・提言を行っていくもの。総理、国家戦略担当大臣、農林水産大臣から「農業の再生の実現のために、官民の知恵を結集しながら、政府一丸となり対策を進めていく」との発言があったことを明らかにした。

 あわせて仙谷長官は、昨晩、島根県安来市で高病原性鳥インフルエンザが疑われる感染が発生したことを受け、閣議後、鳥インフルエンザ対策本部を開催したことを報告した。菅総理から「昨晩も農林水産大臣に対応に万全を期するよう指示したが、何としても感染拡大を防止するとの観点から危機管理の問題として全力を挙げて取り組むよう、強い指示があった」とした。

 仙谷官房長官は、同日午後の記者会見で、島根県で陽性となった鳥インフルエンザの鶏が疑いの段階で殺処分となっことへの質問に、「中海は渡り鳥の飛来地でもあり、農水省としては、お気の毒な方も出でくるが、即断した」と答えたうえで、周囲10キロ以内の養鶏場は隣接した鳥取県にあるので、鳥取県にも万全の態勢を敷いてほしいとした。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.