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2010/12/02
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、仙谷官房長官会見
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菅直人総理(代表)代表ぶらさがり

 菅直人総理(代表)は2日夜、官邸で記者団から仲井真沖縄県知事との会談について問われ、「再選のお祝いを申し上げると同時にいくつかの話をした」とコメント。米軍普天間飛行場の県外移設を主張した知事の公約は承知しているとしたうえで、「政府としては5月28日の日米合意を踏まえ、それに加えて沖縄の基地負担の軽減のために全力を尽くしていきたい。経済問題にも取り組みたい」と述べ、いろいろと話し合っていくことをお互い了解できたのではないかとの所感を示した。沖縄訪問については適切な時期を検討しているところだとして、米軍普天間飛行場の移設問題については「期限を切ってうんぬんという形では考えていない」と、来春に予定されている訪米までの決着にこだわらない考えを示した。

 また、1日に開かれた馬淵澄夫国土交通大臣と八ツ場ダム事業に参加している東京、群馬など6都県知事との会談において、6都県が現在留保している本年度ダム事業の負担金支払いに応じることで合意したことについての質問には、「馬淵大臣が努力して関係知事との話しのなかで何らかの前進があったことはよかったなと思う」と述べたうえで、建設そのものについては、「特に前提条件をつけないで検証するという姿勢は全く変わってない」と強調した。


仙谷由人官房長官会見
農業予算に関する論点整理を報告

 仙谷由人官房長官は2日午前の記者会見で、同日午前に農業予算に関する4大臣(官房長官、農林水産大臣、財務大臣、国家戦略担当大臣)会合を開き、論点を整理したことを報告した。論点は、農地の規模拡大、戸別所得補償制度の加算、農林水産物の輸出拡大、第1次産業の6次産業化など、農業の体質強化を図るというもの。今後、来年度予算への反映、 中長期の課題については、食と農林漁業の再生実現会議で議論していく、と官房長官は報告した。

 記者の質問に、李明博韓国大統領の訪日については、「調整中」と答えた。また、菅直人総理の沖縄訪問についても、「総理のところで検討されている」としたうえで、「私のところへ具体的な話が来ているわけではな い」と具体化しているわけではないとした。

 基礎年金の国庫負担分5割維持に関しての質問に、「大変悩ましい。法律では5割となっているが、今まで緊急避難的なこと繰り返してきた」として、重要課題との認識を示した。

 流行語大賞が発表されたことに関連して、長官にとっての今年の流行語はとの質問に、「第3の開国」と答えた。

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