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2010/12/02
「4.8兆円強の補正予算が成立。これから本番で来年の予算づくりを」会見で輿石参院会長
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 輿石東参議院議員会長は2日午後、国会内で定例記者会見を行い、冒頭で今国会について「10月1日に開会した臨時国会も、64日間の会期を明日で終える。野党の協力もいただいて4.8兆円強の補正予算が成立、それに必要な法案も十分ではないが最低限成立する運びとなった」と振り返った。「『国民の生活が第一。』ということで一日も早い景気回復を目指すための補正と位置付け、その関連法案が最小限立案ができたことについては、ほっとしている。来年度予算を作り、いよいよこれからが本番」と語った。

 続けて「(国民の)期待が大きければ大きいほど、また失望も大きい。これを謙虚に受け止めて、『民主党に政権を与えてよかった』と言ってもらえるような政策実現に全力を尽くしていくということだ」とした。

 また「尖閣諸島における中国漁船衝突事案や、北朝鮮の砲撃など予想だにしない問題が出てきた。これには、緊張をもって国民に応える形であたる」と述べた。

 選挙制度改革について「一部では第1回の勉強会の結果で、ブロック制が優位であるように書かれているが、民主党が率先して各野党にも呼びかけてできるだけ早い段階で取り組む。1年の周知期間を考えれば、先送りしていればよいという問題ではない」との認識を示した。

 来週の茨城県議会選挙に関連しては、「(民主党に)」逆風が吹いている。しっかりしろという声であり、『もうしばらく待って下さい』とは言っていられない。国民のみなさんの期待に応える、そのために党はどうしたらよいうのかということを考える必要がある」と強く語った。

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