菅直人総理(代表)は4日午後、千葉県香取市で記者の質問に答えた。
今日で総理大臣の指名を受けて6カ月だが、この半年を振り返っての感想を聞かれた菅総理は、賑やかな6カ月だったとした上で、「私としては、いろんなことが前に進んだ。オープンスカイ、ビザの解禁、インドやペルーとEPAの締結や、ベトナムでの原子力発電所の入札成功、レアアースの共同開発、さらに待機児童ゼロ化の推進など多くの項目で進んでいる」などの成果を強調しつつも、国民の皆さんへの発信力が足りなかったと話し、「いろんな機会で積極的に、私の考え方を伝えていきたい」と述べた。
農業の6次産業化への政府としての今後の支援はとの質問には、「6次産業化であるかどうかは別にして、若い人が農業分野に入りたいという時に、その障害を如何に少なくするかはいろいろと施作があるところだ。例えば農業の現場で実践された人が、もう一度専門的な勉強をしたいという時に、その研修費を国が出すなど、人材育成という形での支援等を考える必要がある」と、菅総理は答えた。
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