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仙谷由人官房長官会見
「議論を通じて国会運営や政策実現にも協力頂きたい」社民党との党首会談開催で
仙谷由人官房長官は６日午前、首相官邸で会見を行い、同日開催される社民党との党首会談への期待に関する問いに、「社民党の政策と私どもの政策で基本的な所で関わりあっている部分もあり、議論を通じて現時点の優先度合いを考えて国会運営や政策の実現にも協力していただきたいと思っている」と、協力関係の構築に期待感を表した。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事故において、一部報道で船長釈放の当日午前中に中国大使館側に官房長官が釈放を知らせていたと報じられたことに対する事実関係を問われ、「今日の某紙の報道は全く私の体験した事実から照らして事実関係としてはない。どこで掘り出してこられてどういう裏付けを持って書いているのか私はわからない」と報道内容をきっぱりと否定した。
アフガニスタンへの自衛医官派遣について昨日政府調査団がアフガニスタンへ向かったことから、どのような方針で医官派遣を行うかとの質問に、「アフガニスタンの支援に対しては多国籍軍からアフガニスタン政府への治安・権限委譲が重要な段階に至り、アフガニスタンにおける医療分野での人材育成が重要な課題である状況を踏まえ、我が国の人的貢献のあり方について防衛省を中心に検討している」と答えた。
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