岡田克也幹事長は、16日午後党本部での定例会見で、7月の参院選をめぐり、最大5.00倍の「一票の格差」は違憲状態との判決が本日、東京高裁で出されたことについての質問に、「国会議員として極めて恥ずかしいし、民主主義の原則である投票の権利に関すること」と答えた。そのうえで、 「真摯に受け止めなければならない。参院では各県に一人の定数という制度は限界にきているのではないか。選挙制度について与党として提案をしようと思う。次の選挙が今の状態で行われることはあり得ないと思う」と述べ、選挙制度改革に強い意欲を示した。
また、衆院についても、国勢調査の結果を受けて、何増何減の改革をしなければならないとの認識を示した。
岡田幹事長はまた、同日茨城県連の郡司彰代表らと面談したことを問われ、県議選の敗因を分析し、春の統一地方選挙の向けてその総括を生かしいかなければならないという話をしたと答えた。
○岡田幹事長定例記者会見(ノーカット完全版)
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