民主党本部と沖縄県連で構成する沖縄協議会(座長:岡田克也幹事長)座長代行の武正公一衆院議員、同委員の三谷光男衆院議員は16日午後、財務省に櫻井充財務副大臣に訪ね、平成23年度予算編成にかかる沖縄関連予算に関する要請を行った。
要請事項としては県連からの要求のあった、(1)沖縄振興予算の満額確保と一括交付金化(2)沖縄における不発弾処理事業の推進と事業費の確保(3)含みつ糖対策予算の確保と制度改善(4)公立幼稚園を活用した3〜5才待機児童解消施策の予算確保(5)前期高齢者に関する財政調整で生じる国保財政負担への特別調整交付金による財政支援と早期抜本的制度改革(6)街路樹剪定等のための直轄国道維持費管理費の確保と沖縄への配分――等の6項目を求めた。
要請後に武正座長代行が語ったところによると「協議会を党として設けた意味、県連と党とで沖縄の皆さんの声を聞くという趣旨については理解しているということで、要請をしかと承った」との回答を櫻井副大臣から得たことを明らかにした。
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