岡田克也幹事長は17日午後、小沢一郎元代表との会談後に党本部で記者団に対し、同日小沢元代表から自らの衆院政治倫理審査会(政倫審)出席に関する対応について文書で回答があったことを受け、会談を行ったと報告した。
会談のなかで岡田幹事長は、政倫審は技術的権限であり、三権分立は基本だが、同時に政倫審、議院証言法といったところで法的責任以外の政治的責任という部分について国民に対して説明する責任あるのではないかと伝えたと述べた。これに対して小沢元代表は「考え方の違い」だとして、政倫審には出席しない考えを表明、刑事裁判のなかで粛々と検察審査会の起訴議決の可否も含めて闘い、事実を明らかにし、潔白を証明していくと応じたことを明かした。
そのうえで、岡田幹事長は今後について、先般の官邸における菅直人総理(代表)、輿石東参議院議員会長との三者会談で輿石参院会長から提起があった菅総理(代表)と小沢元代表との会談について、「総理も含めて再度話しあいを持ちたい」と求めたのに対し、小沢元代表は「会う用意はある」との返答だったと説明。日程については、来週のなるべく早い時期に設定できればとの考えを示した。
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