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2010/12/24
【今日の官邸】仙谷官房長官会見


仙谷由人官房長官
平成23年度一般会計歳入歳出概算へ、臨時閣議の開催を報告

 仙谷由人官房長官は24日午前、首相官邸で会見し、同日午後6時に平成23年度一般会計歳入歳出概算の決定のため、臨時閣議を開催すると閣議において発言したと語った。

 続いて、米国時間の12月22日、日本時間では23日に米国上院議会において新戦略兵器削減条約(新START)の締結が承認されたことを報告。「わが国は米ロ両国の核軍縮における重要な進展を示すものとして、この条約の早期発効を重視してきたところ」だと述べ、今般の締結の承認を歓迎する意向を表明した。

 そのうえで、今後は早期発効に向けて、米国およびロシアの国内的手続きが早期に完了することを期待すると強調した。

 官房長官はまた、「わが国は今回の進展が米国、ロシアに加え、その他の核兵器保有国も参加した世界的な核軍縮の前進に繋がるよう、強く期待する。同時に、米国が包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准を通じて、引き続き核軍縮、不拡散のための国際社会の取組みを主導していくことを希望する。わが国としては米国とも連携しながら、核兵器のない世界に向けて国際社会のなかで一層の主導的な役割を果たしていく」とも語った。
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