菅直人代表(総理)は13日午後、2011年度定期大会後に会見を行った。
「昨日来、いくつかの会議を重ねて終了した」としたうえで菅代表(総理)は、「この間、やや民主党に対するバッシングのような雰囲気のなかで自身をお互いにやや失いかけていたように思ったので、『そうではない、私たちが一年半やってきたことは大筋において間違ってはいなかった』。『来年度予算に盛り込んだことは国民の皆さんに伝えれば理解いただける』ということをそれぞれの会議で申し上げてきた」とコメント。多くの国会議員の皆さんから「厳しいなかでもそうだ。しっかりと言うべきとを伝えていけばいい」と感じてもらったという印象があるとした。
そのうえで、これまでは内閣広報と党広報との連携が不十分であったこともあり、政権の取組みを伝え切れていなかったところもあるとの認識を示し、政権党・与党としてのPR体制を整えていく考えを表明した。予算成立への取組みと合わせて統一地方選の準備を進めていくとした。
記者から役員人事では何を重視するか、プライオリティーどうつけるのかの質問には、「民主党の危機をいかに越えていくかということは大事だが、私はあえて日本の危機をいか越えていくために民主党が何ができるか、という姿勢で臨んでいきたい。明日、内閣、党含め変更行うが、それは日本が今抱えている多くの課題を、政権を担っている民主党、民主党が最もそういった問題に立ち向かい、越えていく体制をつくるという観点から何らかの変更を行いたいと思っている」と語った。
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