2011/01/15
名古屋市内で合同決起集会を開催 愛知県政・名古屋市政に品格のある政治を取り戻すと宣言
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名古屋市内で15日午後、愛知県連は「みその慎一郎・石田よしひろ」合同決起集会を開催した。蓮舫大臣が駆けつけ、約3000人の聴衆が詰めかけるなか、愛知県知事選推薦予定候補のみその慎一郎さん、名古屋市長選推薦予定候補の前石田よしひろ衆院議員のほか、、赤松広隆(同5区)衆院議員、大塚耕平参院議員、神野連合愛知会長が挨拶。同県連代表の牧義夫衆院議員(愛知県第4区)はじめ、杉本かずみ(同10区)、大西健介(同13区)、鈴木克昌(同14区)、磯谷香代子(比例東海)、大山昌宏(比例東海)各衆院議員、轟木利治、谷岡郁子、斎藤嘉隆、安井美沙子各参院議員や多数の自治体議員も参加した。
30年間自治再生に取り組んできたと自らの経験をまず語ったみその・愛知県知事選候補予定者は、日本各地の現場で様々な経験を積んできたと振り返った。その経験のなかで「特に大切な経験を積ませていただいたのはこの愛知だった」と説明。自治再生のスペシャリストとして愛知が育ててくれたからこそ今の自分があるとして、「愛知は心のふるさと、この愛知が大好きだ」と語り、落ち込んでしまった経済を立て直し、愛知を元気にし、愛知のみなさんの笑顔を取り戻すために、自分は働いていきたいと力説した。
愛知再生の手段として、みその・愛知県知事選候補予定者ははまず、350億円の特別予算をつくり、お年寄りや子育てにまい進する世代をサポートする、サービス利用権の創設を提案。お年寄りの外出時のタクシー利用、人間ドックなどの健康診断費、子どもの医療費、保育費などの補助に充てるなど、暮らしをサポートする制度をつくっていきたいと訴えた。
また、暮らしを豊かにするために不可欠な人材力確保にも力を注ぐ考えを強調し、救急医療に携わる医師の確保、介護の現場支えるヘルパーの増員、きめ細かな教育を実現するための教師の確保に取り組んでいくとした。
さらには、自動車、航空機、胡蝶蘭、菊、メロン、うなぎ、みそといった愛知ブランドを先頭に立って世界に売り込むトップセールスを展開していくと表明。これによって愛知経済の再生、ひいては日本経済の再生につながる経済基盤を整えていく考えを示し、「実行力をもって愛知再生チームを組み、即戦力として働く」と愛知県再生へ取り組みを誓った。
続いてマイクを握った名古屋市長選挙推薦候補予定者の石田よしひろ衆院議員は、「一年で一番寒い時期だが私の心はマグマのように燃えている。それは民主主義を破壊するモンスターに立ち向かっていく社会正義だ」と訴えた。さらに「今こそ愛知県民と名古屋市民の良識を示そうではないか」と呼びかけると聴衆からは大きな拍手が沸いた。
石田議員は民主主義とは言うまでもなく話し合いのプロセスこそが重んじられるものでなくてはならないと指摘し、民主主義を否定するウィルスを愛知県中に広めようとする動きを、みその、石田が力をあわせて断固阻止するとも宣言。また、「景気が悪いこの時期の減税は必ず穴が開く。市民に返ってくる」と指摘。現名古屋市政が強引に進めてきた減税は、医療現場、福祉、子育て、保育現場といった弱いところへのしわ寄せとなって現れている実態への危機感を示した。
そのうえで石田議員は、民主党政治の原点ともいえる「強さの政治からやさしい政治へ、奪い合い・競い合いの政治から助け合いの政治へ、混乱の政治から協調・共助の政治へ。その原点を石田とみそのがタッグを組んで実現する。品格のある政治を、この名古屋、愛知県で取り戻し、全国へと広げていく」と聴衆に約束した。
大きな拍手のなかで登壇した蓮舫大臣は「日本で一番元気だと言われてきた愛知だったが、なかなか景気が上向かない。そんな愛知県を立て直すには、地方自治のプロである、みそのさんにまず先頭に立ってもらって、県政の事業仕分けを行ってもらうことがいい」と提示。地方自治の現場を歩いてきた経験をフルに活かし、「即戦力として県政のトップで働くことができると確信している」と、その手腕に太鼓判を押した。
石田議員について蓮舫大臣は犬山市長として市政に携わるなかで、一人ひとりの育ち・学びに細心の心配りをしたオーダーメイドの教育を実現してきたことを紹介。「子どもたちに最も近い市政だからできた教育改革。地域で子どもたちを支え、育てることを目指す民主党政権の礎にもなっている」と紹介。また同じ国会議員として一緒に活動するなか「非常に明るい男だ」と語り、明るさ・温かさを失いかけている日本にとって不可欠の存在だとして、「名古屋市のトップに立ってもらってあたたかい夢を、笑顔を、やる気を、前向きな政治を実現してもらえる存在だ」と語った。
最後は愛知県と名古屋市の見識ある政治の実現へ向け「ガンバロー」コールで締めくくった。
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