民主党は24日昼、国会内で代議士会を開催し、同日から始まる第177通常国会に向けて挙党一致で難局を乗り切り、平成23年度予算を筆頭に同国会で提出予定のさまざまな法案の成立に全力を注ぐ事を確認した。
はじめに山井和則議院運営委員会理事から同日の本会議についての説明後、安住淳国対委員長があいさつを行い、「今国会は64本の法律と19件の継続案件、条約を含め101件の案件をこの150日間で通さなければならない。非常に厳しい国会ではあるが、何としても法律を成立させる事が党勢回復につながっていく」と法案成立の必要性を訴えた。さらに予算委員会については、「4月までの間に予算案を通し、関連法案も円満な形で成立させ、各自治体、国の行政機関で行政執行が滞りなく行われるようにしたい」と難局である通常国会を挙党一致で乗り切り、予算案を始めとする全ての法案の成立に全力を注ぐ考えを表した。
続いて岡田克也幹事長があいさつを行い、「この国会は非常に厳しいが、年度内にしっかりと予算案と予算関連法案を通さなければ、国民生活におよぶ影響は極めて大きい。与党議員としての気概を持って、しっかりまとまって頑張らなければいけない」と気合を入れた。また岡田幹事長は、「菅総理(代表)は内閣として何をすべきかはっきりと言っている。その菅総理(代表)の方針の下でみんながしっかり支えてこの厳しい国会を乗り切っていきたい」と力強く語った。
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