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2011/01/24
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、藤井官房副長官会見
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菅直人総理(代表)記者ぶらさがり

 菅直人総理(代表)は24日夕、首相官邸で記者から今国会での決意を問われ、「本物の『熟議の国会』にしたい」と答えるとともに、国民の生活に直結する23年度予算案について、年度内の成立を図りたいと述べた。

 また、施政方針演説の中で、野党に審議への協力を呼びかけたことについては、「国会は議論があるところ。野党の皆さんには対案を出してもらい、議論をしていきたい」とし、反対のための反対ではなく、あくまでも議論を求めた。

 社会保障と税の一体改革で、「集中検討会議」を来月に開催するが、どのような会議にしていくのかとの問いには、「国民の皆さんに、今どのような議論が行われているのかなど、議論に参加していただいている感じを与えるようなものにしたい」と答え、密室の議論ではなく、国民に広くオープンにされた会議にしたいと述べた。

 最後に、宮崎県で発生した鳥インフルエンザへの対策については、「早い段階で対策本部を立ち上げたが2例目が出てしまった。これ以上、拡散させないよう全力を尽くす」と、政府として感染防止に向け、最大限の取り組みを行っていくとした。


藤井裕久官房副長官会見
平成23年度予算案は最善であるという信念のもと法案を提出している

 藤井裕久官房副長官は24日午後、首相官邸で会見を行い、記者団から、同日から始まった通常国会で政府の最大の課題である来年度予算の早期成立に与党内からも修正に関する言及があることについて、「政府は最善のものであるという信念のもとに予算案を提出している」との認識を表した。

 一方で、同日衆参両院の本会議で行った菅直人総理(代表)の施政方針演説について、与野党協議を呼びかける内容があったことへの質問には、「現下の政治情勢において総理大臣が与野党協議を呼びかけたということは、現実的な対応だと思う」と、冷静に答えるとともに予算案の議論については与野党で熟議する事を視野に入れるといった柔軟な姿勢を示唆した。

 最後にみんなの党などが主張しているインフレターゲット政策を政府が主導するための日銀法改正についての意見を求められ、「個人的意見だが、反対である考えに変わりはない。信念は変わっていない」と答えた。

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