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2002/05/21
菅幹事長、民主党の領事館事件調査への首相発言に抗議
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 民主党の菅直人幹事長は21日の党代議士会で発言し、民主党による瀋陽総領事館事件の調査活動に対して小泉首相が「自虐主義だ」などと非難した問題について、「しっかりした調査をしなかった政府にこそ最大の責任がある」と厳しく指摘。首相らに発言の撤回と謝罪を強く求めていく意向を明らかにした。

 菅幹事長は発言の中で、現地に調査が赴いた中川正春、海江田万里両議員が領事館側、中国側の双方からの聴取によって事実関係をしっかり確認した結果として、外務省の調査には含まれていなかった問題が明らかになったのだとし、「しっかりした調査をしなかった政府にこそ最大の責任がある。そして、そうした政府の間違いを提示するのが議会の責任でもある」と指摘。筋違いの非難を行った首相(「自虐主義」)と官房長官(「中国の拡声器」)に、発言の撤回と謝罪を強く求めていく意向を明らかにした。

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