鳩山由紀夫前総理は8日午後、超党派によるインド若手国会議員団一行5名の訪問を受け、党本部で意見交換した。西村智奈美国際局長、藤田幸久参議院議員、太田和美国民運動委員長代理、阪口直人国際局副局長、平智之衆議院議員が同席した。
鳩山由紀夫前総理は冒頭、先月インドを訪問したことに触れるとともに、本日出席の議員はみんな「インド大好き人間だ」と語り、歓迎の意を表した。また、今年9月に東京で開催が予定されている「日印グローバル・パートナーシップ・サミット2011」は、両国間の民間、政府など様々なレベルでの交流のきっかけとなる場を提供することにつながるとし、日印関係をさらに緊密にしていきたいとの意欲を語った。
これに対しインド側からは、タルン・ビジャイ・インド人民党上院議員(インド若手国会議員団長)が、マンモハン・シン首相は「我々の二大大国の間の政治、経済、そして文化的な交流を深めることに重点を置いている」、「日本とインドの戦略的パートナーシップは平和と安定を強化するために必要」との見解を紹介し、日本とインドの協力関係の重要性を強調した。今後、超党派による議員同士の対話や交流を深めていくことを確認し会談は和やかな雰囲気で終わった。
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