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2011/02/09
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり
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菅直人総理(代表)、記者ぶらさがり
与野党を超えて、社会保障と税の一体改革の建設的な議論の参加を呼びかける

 菅直人総理(代表)は9日夕、首相官邸で同日開催された総理就任後初の党首討論について記者団から問われ、「総理就任から初めての党首討論が行われたことは良かった」と建設的な議論が行えたとの感想を述べた。

 また、党首討論の中で「社会保障と税の一体改革」について、与野党協議に乗るのかと谷垣自民党総裁に逆質問したが、前向きな返答がなかったことに対して、「社会保障と税の一体改革は重要な課題であり、党と党というよりも日本の将来を考えて一緒にしっかりと議論できる場に参加してもらいたいということを理解してほしい」とし、引き続き協議の参加を呼びかけていく方針を表した。

 社民党との来年度予算の協議に前向きな姿勢を示す一方で、普天間基地移設関連予算や法人税引き下げに反対する社民党にどう対応するかについては、「今、政調と国対を含めていろいろ議論を積み上げているところ。その努力を待ちたい」との考えを語った。

 内閣特別顧問で日本航空の稲盛会長が政権運営に対して昨日8日に「現在の体たらくには大変落胆している」と述べたことに対する受け止めを求められ、「真摯に受け止めていきたい」と答えた。

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