高病原性鳥インフルエンザ党対策本部(本部長・岡田克也=党幹事長)副本部長の藤村修幹事長代理、一川保夫政調会長代理、事務局長の佐々木隆博農林水産部門会議座長らは10日夕、官邸を訪れ枝野幸男官房長官、鹿野道彦農林水産大臣と面談、「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する提言」(下記ダウンロード参照)を手渡した。本部長の岡田幹事長も遅れて面談に加わった。
佐々木事務局長は、政府においても対策本部があるが党として予防対策、感染対策、事後の対策について11項目をとりまとめたと説明。感染対策では、環境省を中心に野鳥から家きんへの感染リスクが高い地域・時期等を明らかにするよう、関係府省・関係都道府県等と連携し、調査・監視体制を強化、情報提供を適切に行うことを明記するとともに、野鳥に関し、周辺国との連携強化を求めた。また、事後の対策としては、感染防止のための消毒ポイントの設置や野鳥の監視等に要した経費について適切な特別交付税措置を講じるよう強調。風評被害防止にも努めるよう求め、「家畜伝染病予防法改正案に高病原性鳥インフルエンザ対策を充実させる見直しを十分に盛り込むこと」などとした。
申し入れには、川村秀三郎宮崎県連代表、外山斎参院議員も同行した。
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