トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2011/02/17
韓国金外交通商部長官が岡田幹事長、仙谷代表代行を表敬
記事を印刷する





 岡田克也幹事長は17日午前、衆議院内控室で金星煥(キム・ソンファン)韓国外交通商部長官の表敬を受け、日韓関係全般について意見交換を行った。西村智奈美国際局長、阪口直人国際局副局長、武藤正敏駐韓日本大使が同席した。

 岡田幹事長は冒頭、金長官の訪日に歓迎の意を表するとともに、外相当時を振り返り、「昨年は困難な1年だったが、日韓の協力で非常にいい形で過ごせた。今年は新たな100年に向かう重要なスタートの年であり、李大統領の早期訪日を歓迎する」と両国関係の更なる発展に向け抱負を語った。

 金長官は「韓日関係はいつもにも増して良い状態を保っている。民主党政権の多大な尽力に感謝する。また、昨年の総理談話は韓日関係にとって大変意義深い。そのとりまとめにおける幹事長のお力添えに感謝する」と日韓関係が良好に進展しているとの見解を示した。

 金長官は前日の16日には民主党本部を訪問し仙谷代表代行を表敬した。金長官は昨年の北朝鮮による度重なる挑発に対し、日本の国会と国民が韓国を支持してくれたことへの謝意を示した。また、李大統領が韓日関係をより良い関係にすると固く決意し、未来志向の関係にすべきと認識していると説明した。

 仙谷代表代行は2002年のワールドカップ日韓共同開催、人気ポップグループ「少女時代」や「KARA」の日本での活躍を例に挙げ、「一般国民レベルでは日韓の国境という垣根が低くなっている」との見方を示した。

 代表代行はまた、未来志向の関係を深化させるために日韓EPA締結の重要性を指摘し、両国が知的インフラや高速鉄道など多くの分野で共同事業を行うことで日韓連携を強化できると述べた。金長官もこれに賛意を示した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.