民主党BBL(昼食をとりながらの勉強会)の第4回(「プラトン時代から合わせると67回目)会合が、23日昼、国会近くの会場で開催された。
会合では、内田樹・神戸女学院大学教授が、「平成の攘夷論」と題し講演した。内田教授は、「これから日本が国際社会のなかで名誉ある地位を築きたいと本当に思うのであれば、どうやって日本国民一人ひとりの"公民性"というものを支援していくのか。公民的な発想をするということは、やせ我慢をすること。私人としての判断より公民としての判断に優先権を譲っていく、という発想をする人がいなければならない」と、社会の中での公民性の位置づけについて指摘した。
また政治家に対しては、「一定数の国民が持っている"公民的"な思想、国民の知性、倫理性を信じるということに賭けなければいけないのではないか」と呼びかけた。
次回の党BBLは3月9日、能見公一・株式会社産業革新機構社長を講師に招いて開催。
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