菅直人総理(党代表)は24日の衆議院本会議で、ニュージーランド地震について、「被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げる」と述べたうえで、最新の状況と日本政府の取り組みについて報告。日本から派遣した国際緊急援助隊が日本時間の今朝7時から行方不明の日本人がいたとされる建物に対して捜査・救出活動に入り、午前9時には現地に派遣されている徳永久志外務大臣政務官からの電話の中で、現場から国籍、身元不明のご遺体が発見されたという報告を受け、全力を挙げてさらに捜査、救出に当たるよう指示したと述べた。午前10時20分には、現地入りしていたニュージーランドのキー首相と電話会談を行い、総理自身から日本からの緊急援助隊の派遣受け入れへの御礼とともに、全力をあげていただきたいと強く要請、キー首相からは緊急援助隊派遣への感謝の言葉とともに「あきらめず救出にあたっていきたい」との話があったと紹介。最後に「この被災の中から多くの人の救出を強く願い、祈っている。これからも現地、ニュージーランド政府と緊密に連絡とりながら被災された皆さんのご家族とも連絡をとりながら、さらなる支援に向けて万全を期したい」と締めくくった。
|