岡田克也幹事長は26日夕、宮崎県児湯郡川南町で記者団から高原町での新燃岳噴火現地視察、川南町の高病原性鳥インフルエンザ、口蹄疫発生現場の視察を終えた感想を問われ、「新燃岳の問題は現に被害が続いている状況であり、しっかりとバックアップしていく」と表明。今回の現場視察を受け、党「新燃岳噴火対策連絡室」にも報告したいと述べた。自身が対策本部長を務める高病原性鳥インフルエンザについては「(生産者にとっては)事故のようなもの。生産者の方の多大な負担を国が代わって対応していくことが必要」だと話し、今国会で提出予定の家畜伝染病予防法の改正案にも言及、国としてより迅速な対応ができるよう、努力していくとした。
さらに今後、宮崎をはじめ高病原性鳥インフルエンザの被害が全国各地に拡大していることを踏まえ、10日に政府に申し入れた提言に加え、追加的な対策が必要かどうか、改めて対策本部として議論していく考えを示した。
|