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2002/05/22
鳩山代表、有事法案の徹底審議を強く求める
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 22日、民主党の鳩山由紀夫代表は定例記者会見を行い、与党が有事関連法案の十分な審議もせず採決を目論んでいることについて、「内容がないから暴走してごまかすなどということが、許されていい訳がない」と厳しく批判し、徹底審議を求める意向を明らかにした。

 鳩山代表は、与党が法案採決の前提となる中央公聴会の日程を野党ぬきで強引に採決したことについて、「国民の命に関わる有事の問題は慎重な審議が必要。せめて100時間以上はかけるべきだ」と批判。「法案が欠陥商品であることがバレてしまうからといって、野党や国民のみなさんの声を聞かないなどということは許されない」として、十分な審議を行うことを強く求めていく考えを示した。

 また、有事法制に対する民主党の立場について、「早くわれわれの考える緊急事態法制を示し、政府との違いを浮き彫りにしていく必要がある」と述べ、今月中にも党としての考え方をまとめる意向を示した。

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