民主党は「東北地方太平洋沖地震災害復旧・復興検討委員会」の初会合を23日午後、国会内で開催した。
委員長の岡田克也幹事長は、会合冒頭で次のように挨拶した。「最も重要なことは被災者に対する支援であり、そちらの方は対策本部で対応しているが、同時に、将来を見据えて復旧・復興についても準備していかなければいけないということで、この機関を立ち上げた。特別立法、歳出見直し、復興ビジョン、補正予算の四つの検討チームを動かしながら、この委員会は司令塔として大きな方向づけをしていくとお考えいただきたい。今大事なことは、被災者の皆さんに希望を与えること。その希望を持てるだけのしっかりした将来のビジョン、そして当面の補正予算などについて、政権与党としてしっかり方向づけできればと考えている」
会合は当面週1回程度開催し、各検討チームの進捗状況などの報告を受けるとしている。
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