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2011/03/19
党「ボランティア準備室」3月19日から3日間、10班以上が被災地で活動
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 民主党「ボランティア準備室」は1年生議員を中心に19〜21日、11班に分かれて被災地に支援物資を届け、被災者や被災自治体の要望を聞いた。現地に足を運ばなければ分からない細かい課題を把握し、今後、活躍が期待されるボランティアに関する情報を集めることが目的だ。

 初鹿明博衆院議員らの班は21日、ヤマト運輸の協力を得て東京からトラックで茨城県高萩市の市民ボランティアチームに物資を届けた。物資はマスク500個、消毒ジェル6000個、土のう袋4000枚。同行した福田衣里子衆院議員は「水とガソリンなどの油が圧倒的に不足。作業時に被るヘルメットがほしいいなどの要望もあった」と話した。

 富山県のNPOと一緒に宮城県石巻市に生活支援物資を届けたのは村井宗明衆院議員。19日、バスで約6時間かかった。村井議員によると、小学校など比較的大きな避難所には物資がそろっていた。公民館や寺など小規模な避難所を中心に物資を分配。阪神・淡路大震災時に活躍した人たちを中心ボランティアセンターがすでに立ち上がっていた。「物資の仕分けを誰が、どのようにするかが課題」と村井議員。

 坂口岳洋衆院議員らは地元の畑浩治衆院議員を連携、山梨県から岩手県山田町船越大浦地区に米、カップラーメン、醤油、みそ、卵などを届けた。みそや卵はとても喜ばれた。「ガソリンや油が足りない」との訴えが目立った。

 森山浩行衆院議員の班は、神戸空港から茨城空港への定期便を使って、関西からの50箱の支援物資を同県へ。森山議員は「(水道が十分に復旧していないので)水がなくても食べられるもの。菓子パンなどがほしい」との声が多かったと強調した。

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