民主党ネクストキャビネットは23日、政府提出の「法人税法等の一部を改正する法律案」への修正案をまとめ、国会に提出することを決めた。
峰崎直樹NC財務相は修正案について、連結付加税があるために、連結納税を選択すると、逆に増税になってしまう企業が多くなり、連結納税制度のメリットを相殺してしまうことや、課税ベースの見直しによる増収が、連結納税制度導入による減収を上回って、増税となるおそれがあることを説明した。
政府法案は(1)適用対象は100%子会社、(2)連結付加税(2%)の上乗せ、(3)子会社が有する連結欠損金は容認、(4)連結グループ内での寄付金の損金不算入などを盛り込んでいる。
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