櫛渕万里、初鹿明博、福田衣里子の各衆議院議員は23日深夜から24日にかけ、津波などで壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市と大船渡市を訪れ、必要物資を届けるとともに、被災者らから要望の聞き取り調査をした。
陸前高田市内の長部小学校に設けられた避難所には、マスクや歯ブラシといった日用品に加え、子ども向けの書籍や寄せられた激励メッセージも届けた。
櫛渕議員によると、現地ではガソリンがまだまだ不足している状態。ガソリンスタンドが壊滅しているため、ガソリンが届いても実際に必要としている各避難所へ届ける手立てが整っておらず、被災者は「タンクローリー車が必要」と訴えた。また、「入浴ができるようになったが、着替えがほとんどない。下着がほしい」という声も多かった。さらには、4月の新学年を迎えるに当たり、行政と市民の双方から「学びの場(学校)を再開したい」との強い要望が寄せられた。「ほとんどの子どもたちは教科書、ランドセル、文房具など全てを失っている。今後の希望の灯を点すためにも、これらの物資を手当てすることの必要性をあらためて痛感した」(櫛渕)。
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