トップ
> ニュース
ニュース
2011/03/27
党震災ボランティア室宮城被災地支援活動(参加議員のメルマガ・ブログより)
泉健太議員ウェブサイトより
高橋昭一議員ブログより
党震災ボランティア室の呼びかけで3月27日、国会議員12人を含む95人が宮城県での被災地支援活動に従事した。前日23時に支援物資を積み込んだバスで東京を出発。東北自動車道を北上し、塩竈市、松島町、石巻市の3班に別れて現地入りした。塩竈班の班長を務めた泉健太衆院議員のメルマガ、松島班の班長を務めた高橋昭一衆院議員のブログから、それぞれの活動報告を紹介する。
<<泉健太衆院議員メールマガジン449号より>>
●現地ボランティアに向かうまで
26日夜、用意した40人乗りバスで東京発。東北道は混雑無く、27日朝宮城県内へ。徐々に悲惨な状況が目前に現れ、沿岸部は広範囲にわたりすべてが潰れすべてが散乱。言葉が出ない。
津波被害の有無によって市内各地区の状況は違っていたが、道路沿いには各所で瓦礫と廃車、そして給油待ちの長い車列。
閉鎖のままのGSも多かった。近年、経営難で廃業が相次いでいたことに加え、今回の震災での機器の破損、経営者の被災などが理由か。仮に今後もこのGS数なら、燃料が現地に届いても給油が行き渡らない状態が続く可能性がある。
●作業に入る
出発前に現地ボランティアセンターに人数などを連絡していたので到着後はすぐに役割が与えられた。被災地に行くなら県外ボランティアの受入れ可否を確かめておくことが必要だ。
私たちの作業は「個人宅の家具の運び出しと泥除去」。家主立会いで廃棄する物を道路に出し、後は行政が撤去する。今後、復興段階でも長期的に必要とされるボランティア活動の一つで、塩竈市社協のセンターにはシャベルなど道具も揃っていた。
担当したお宅は津波が1階部分をほぼ貫通しており、家屋内はあらゆる家具や漂流物が混在、倒れ、海水を含み、非常に重たく、床には泥が5センチ以上堆積していた。割れたガラスや近くの倉庫から流れてきた肥料など危険な漂流物にも気をつけての運び出し。作業は長靴と手袋、全身汚れる。マスクもする。
ちなみにこのお宅は全てを廃棄することに。ただ貴重品や思い出の品などもある。財布、権利書、写真、住所録、診察券など。これらは必ず丁寧に扱い、家主に確認し、必要なものは渡す。
昼休憩を挟み、朝9時〜16時の作業。程度にもよるが、20人が1日で1軒の作業を終えられるかどうか、ではないか。とても家主が自分で出来るレベルではない。最後に靴を洗い、全身の泥を落とすか着替えるかしてバスに乗車。道具をボランティアセンターに返却して終了した。帰りも渋滞は無く、高速は上下線ともSAに食料・燃料があった。
●作業を終えて
ボランティアセンターでの掲示内容も含め、留意点をお伝えします。
・現地はまだ寒い。しっかりと防寒の準備を。
・怪我の可能性あり。体を保護する服装と準備運動を忘れずに。
・他の私有地に入ったり、被災地の物を持ち帰らない。
・出会った人には挨拶し、現地リーダーの指示に従う。
今後ボランティア派遣情報など、皆様にもお伝えしていきます。
<<高橋昭一衆院議員ブログより>>
●石巻、塩竈、松島で被災地支援活動展開
準備を進めてきた大規模活動の1回目を皆様のご協力で無事おえることができました。これまでは各議員が自己完結で被災地入りしていましたが、今回の被災地支援活動は、私が事務局を担当させていただいている党の震災ボランティア室の呼びかけで、100人近い仲間があつまり、石巻、塩釜、松島の3隊に分かれて、復旧支援活動を行いました。どの隊も国会議員もスタッフも個人としてボランティアセンターに登録し、作業に従事しました。
26日深夜、24時に東京を発、東北道を北上し、国見のSAで3班に分かれて宮城入り。9時に各ボランティアセンターで受付とマッチングを済まして、現場に入りました。
各隊ごとの作業は主に堆積した汚泥の撤去。これまでの状況分析からマンパワーを要するボランティアが必要になるのはこの週末からであるという私の予測は当たっておりました。当初は松島しか受け入れ体制がありませんでしたが、直前には石巻、塩竈のボラセンでも準備がととのい、現地で作業をすることができました。
しかし、マンパワーのいる作業はこれからです。阪神・淡路大震災では1週間目に始まった作業が2週間目になってもまだ始まったばかりですし、その範囲は広大です。
ボランティアセンターの受け入れ支援も含めて、今後状況に合わせて支援プログラムを計画してまいります。
泉健太衆院議員ウェブサイト
http://www.ikenta.net/
衆院議員「高橋昭一/タカショウ」(兵庫4区選出)ブログ
http://blog.livedoor.jp/shoichi624/
▲このページのトップへ
Copyright(C)2025 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.