統一地方選挙の41道府県議選と15政令市議選が告示された1日、岡田克也幹事長は国会で記者団に対し、震災への対応に政府は追われ、予算成立を受けて4月中に補正予算、そして関連法案の成立に向けて全力を挙げているところだとしたうえで、「そういった状況にあるが、統一地方選挙は4年に1回の非常に重要な機会なので、候補者の皆さんには防災対策なども含めてしっかりと訴えてほしい」と語った。
幹事長はまた、民主党政権のもとで地域主権改革がかなり進展してきたとの見方を示し、「それに見合って地方の議会も改革されなければならない」と指摘。「例えば知事や市町村長のチェック役としての役割、政策を提言する役割が今まで必ずしも十分に果たされてきたとはいえない。民主党の候補者はそういった地域主権の時代に合った改革をしっかりと成し遂げることを有権者の皆さんに訴えてほしい」と述べるとともに、「具体的にいま震災対策を担うのは一義的には与党である民主党なので、そのことの責任を(各候補者は)しっかりと踏まえてやってほしい」とも語った。
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