首相官邸で11日午後、菅直人総理(党代表)はじめ全閣僚出席のもと、第15回緊急災害対策本部会議及び第13回原子力災害対策会議を合同開催。協議に先立ち、3月11日の東日本大震災の地震発生から1カ月にあたる午後2時46分に合わせ、東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし黙とうを捧げた。
冒頭、挨拶に立った菅総理は、「東日本震災発生からちょうど1カ月が経った。亡くなられた多くの御霊に対して心から哀悼の意を表すため、ただいま皆さんとともに黙とうを捧げた。また、最愛の家族を失い、最愛のわがふるさとが被災された多くの皆さんに対しても改めて心からお悔やみとお見舞いを申し上げたい」と表明。
そのうえで、「災害対策本部としてさらに、一日も早い復旧から復興への努力、原子力災害をこれ以上拡大しないための努力、東日本大震災に対して挫けるのではなく、これをはねのけて新たな日本をつくりだしていく努力をしていかなければならない。私もその先頭に立って改めて全力を振り絞り頑張り抜く覚悟でいるので、閣僚各位におかれましてもそうした覚悟で臨まれることをお願い申し上げる」と述べた。
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