与野党各党の国会対策委員長は26日夕、国会内で会談、連休中に第1次補正予算の審議が予定されているなかでの松本剛明外務大臣の米国など4カ国歴訪について協議した。
会談後、安住淳民主党国対委員長は記者団に対して松本外務大臣が計画している大型連休中の外遊について「極めて異例なことではあるが、私から改めて正式にお願いをし、最後は衆参ともに各党各会派が外相の外遊を認めていただいた」と述べ、日程通りに進めることとなったことを報告した。
さらに、「米国の東日本大震災における『トモダチ作戦』を含めて米国務長官に御礼を申し上げるとともに原子力の風評被害を払しょくするためにも外務大臣がメッセージを発信した方が良いと思う。さまざま意見はあるが、外遊が終わった後に委員会等でしっかり質疑を行うことで結果的に了解を頂いた」と経緯を説明し、野党側に謝意を示した。また安住国対委員長は、外務大臣が外遊中の予算委員会では臨時の代理をしっかり置いて副大臣が答弁に当たることになるとの見通しを示した。
特例公債法案から年金財源部分の切り離しと国民年金法の問題については、同席した枝野幸男官房長官から正式に各党各会派に話を行ったことを報告した。
会談には斉藤勁国対委員長代理、三日月大造国対筆頭副委員長も同席した。
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