衆院予算委員会で30日午前、平成23年度第1次補正3予算に関する締めくくり総括質疑が行われ、仲野博子議員が賛成討論に立った。討論終了後採決を行い、本予算は全会一致で可決された。
賛成討論で仲野議員は、今回の東日本大震災において被災された方へのお見舞いと官民のあらゆる支援活動に感謝の意を表し、国難ともいうべき地震、津波、原発事故に直面している被災地の切実な声に応えるために早期復旧に向けた本補正予算を速やかに成立させることが必要であるとの考えを表明した。
それらを踏まえ仲野議員は、本補正予算には応急仮設住宅等の災害救助関係費をはじめ、がれき処理、災害復旧公共事業、学校施設や介護、医療、障害者等の社会福祉施設の復旧など当面必要と見込まれる経費が盛り込まれていると説明し、財源についても国際市場の信認を維持するために追加の国債発行は行わず、年金臨時財源の活用など歳出の見直し等で確保し、限られた財源を最大限有効に活用し、予算編成に取り組んだと述べ、討論を締め括った。
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