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2011/05/10
岡田幹事長、与野党幹事長会談で自公両党に復興対策本部への参加を要請
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 民主党、国民新党、自由民主党、公明党の4党幹事長は10日午後、国会内で会談した。この中で岡田克也幹事長から自民・公明両党に東日本大震災への対応のための「復興対策本部」への参加を要請するとともに、今後の復旧・復興への対応について協議した。

 会談後、岡田幹事長は記者団に対して、東日本大震災からの復興に向けた全閣僚が出席する復興対策本部に各党の代表者の参加を要請したが、自民・公明両党からは参加しない旨を伝えられたことを報告した。

 岡田幹事長は、「復興について各党の参加も得て一緒に対策を作りたいという思いで提案したが、こういった結論になったことは残念」との考えを表す一方で、「復興は大変重要な話なので、今後も参加の機会があるかもしれないし、いろいろな意味で協力を頂きたいと申し上げた」と今後も復興に向けた取り組みに対して与野党を超えて各党に呼びかけていく考えを述べた。

 また岡田幹事長は、野党側から今後復興に向けて国会に特別委員会を設置して議論の場を作っていきたいとの提案を受け、了承したことを報告。原発事故問題や被災者支援、復興対策などについて議論を行っていく見通しを語った。

 それらを踏まえ岡田幹事長は、「大事なことは被災者の立場に立って復興を成し遂げていくことなので、自民・公明両党とも協力する姿勢は持って頂けていると思うし、政局争いを行う時期ではないという認識も各党とも持っていると思う」とあくまでも被災者のための復興に全党を挙げて取り組んでいく必要性を強調した。

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