全国幹事長・選挙責任者会議が、21日午後党本部で開催された。全国の都道府県の幹事長ら69名と、党本部役員が出席した。
冒頭、岡田克也幹事長は「地方統一選挙について、各県連から詳細なアンケートに対する回答をいただいた。それを集約した上で、昨日役員会で党本部の案をまとめた。政権与党として初めて挑む地方統一選挙であった。大幅に議席を増やし、地方での基盤をしっかり固めたいという思いで選挙戦に臨んだが、結果としては議席を減らした。基本的には地方の問題というよりは、党本部の問題であったことは明らかだ。幹事長としてお詫びを申し上げたい」と述べた。そして「しっかりと4年後の選挙を見据え、反省すべきことは反省し、変えるべきものは変えて次回良い結果を出せるようにする」と決意を述べた。
続いて、安住淳国会対策委員長から後半国会への対応、城島光力政調会長代理から当面の政策課題について報告があり、石井一選対委員長からは「政権政党としての基盤強化に向けて(2011年度統一地方自治体選挙総括案)」が示された。石井選対委員長は、「この選挙結果の責任は党本部にある。敗北したことを率直にお詫びしたい」と述べた。
都道府県連の担当者からは選挙結果について、党の組織のありかたについてなど、多くの意見が寄せられ、幹事長が答弁した。
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