ニュース
ニュース
2011/05/23
党環境部門再生可能エネルギー推進WTが茨城・神栖の風力発電施設を視察



ウィンド・パワーかみすで説明を聴く一行



同上
 党環境部門再生可能エネルギー推進ワーキングチームの大谷信盛座長ら衆参12人の国会議員が23日、茨城県神栖市にある風力発電施設を視察した。

 安定した風・強固な地盤・大消費地への近さなど風力発電に適した立地に恵まれる神栖市内には風車が計33基ある。一行がまず訪問したのは、日本初の外海洋上風力発電所「ウィンド・パワーかみす」。岸から50メートルの洋上に7基の国産大型風車が並んでおり、今後数年のうちに鹿島港沖に現在の数十倍の規模のメガサイトを展開していく壮大な計画もある。

 一行は続いて、市民風車「なみまる」を訪れた。風車王国デンマークでは主流の市民出資型施設で、事業費の半分近くを1口50万円の個人出資で募ってスタートし、現在は同様の施設が全国各地に11基ある。年2.5%の利回りの配当も確保できているという。
 
 同WTでは、今後もさまざまな再生可能エネルギーの現場視察を行うこととしている。
記事を印刷する