岡田克也幹事長は31日午後、ADC(アフリカ外交団)のメンバーを党本部に迎え、意見交換をした。
幹事長は冒頭、「5月初旬、松本剛明外務大臣が『第4回アフリカ開発会議(TICADW)』のためにアフリカを訪問しました。私は昨年5月、タンザニアを訪問しており、今そのことを思い出しています。今年は6月3日から『ミレニアム開発目標(MDGs)』のフォローアップ会合が開催され、多くの重要なお客様を日本にお迎えします。今日は日本とアフリカの関係について、皆さまからご意見を頂ければ有難いことと思います」と述べた。また幹事長は、各国大使に対し、東日本大震災に際してのアフリカ諸国からの援助に感謝の意を表した。
次いで、ADC側からS.H.コンバーバッハ・在日ジンバブエ大使からのオープニング・コメントがあった。大使は「非常に時宜を得たこのイニシアティブに厚く御礼を申し上げます。ADC(アフリカ外交団)との率直な意見交換の場をいただき感謝いたします」と挨拶し、加えて「東日本大震災によって引き起こされた大きな被害、失われた多くの生命に対し、ここに同席する大使一同、またそれぞれの大使が代表しているアフリカ各国、さらにアフリカ大陸全体を代表して、心から哀悼の意を表します」と述べた。
また同大使は、「アフリカ開発会議(TICAD)のプロセスの下、どのように日本とアフリカの関係が拡大・強化され、戦略的かつ相互利益をもたらすパートナーシップへと発展していくかを話し合いうことを楽しみにしてきました」と述べた。
民主党からは幹事長のほか、滝実総務委員長、西村智奈美国際局長、米長晴信国際局副局長も参加し、29人の各国大使らと懇談した。
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