岡田克也幹事長は22日午前、国会内で与野党幹事長・書記局長会談に臨んだ。
会談後、岡田幹事長は記者団に対して、今国会の会期を8月31日までの70日間延長する案を各党に提示したと報告。70日間の会期のなかでは、菅直人総理の関心事項である(1)公債特例法案、(2)第2次補正予算、(3)再生可能エネルギー促進法案――を中心に、震災、原子力事故に関する法案などについて議論していきたいと述べた。第3次補正予算案については、国会閉会後に十分を準備したうえで編成されるとの見通しを示した。
「会期延長と内閣総理大臣がいつ変わるかは独立した問題であり、関連したものではない」と説明したことも明らかにした。
また、「会期幅を50日間とし、菅内閣の下で第2次補正予算と特例公債法案を成立させ、再生可能エネルギー促進法案は実質審議入りする」という内容で作成しようとしていた自民・公明両党との合意文書については、「相互パッケージである以上、日程が合意できなかったときに文書化するのは必ずしも容易でない」とコメント。一方で、この国会運営の考え方については会期幅を除いては現在も共通の思いであると確信していると強調し、この方針の下実りある国会にしたいと述べた。
会談には安住淳国対委員長も同席した。会談後に岡田幹事長、安住国対委員長は、横路隆弘衆院議長に対し会期の延長を申し入れた。
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