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2000/07/30
辞任は当然。首相の任命責任を追及〜久世金融再生委員長辞任で鳩山代表
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 久世公堯金融再生委員長が30日、民間金融機関から利益提供を受けていたり、マンション業界大手会社から多額の資金提供があったことが発覚したことから、引責辞任した。
 鳩山代表は30日朝放送されたNHK「日曜討論」の中で、久世金融再生委員長が辞任する方向になったことについて、「辞任は当然のこと」と述べた上で、「森首相の任命責任も当然あるし、どうして更迭するのか説明責任もある。このふたつを果たさなければいけない」として、野党が協力して総理の責任に焦点を絞って追及する考えを明らかにした。
 また、これに関連し、鳩山代表は、「中尾元建設相の逮捕という大変厳しい問題や今回の久世氏の問題など、まさに口利き政治、それによって利得を得る政治そのものが問題だ。早く国民にこういう問題はなくなるというメッセージを送らなければならない、だとすればすでに法案を提出しているわけだから、この臨時国会中に与野党の別なく協力して、この国会中に成立をはかるべきだ」と述べ、秋以降の臨時国会での提出を目指すとしている自民党などの姿勢を牽制した。

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