民主党ネクストキャビネット(NC)は30日、政府提出「薬事法及び採血及び供血あっせん業取締法の一部を改正する法律案」について修正要求を行うことを決めた。
同法案について山本孝史NC厚生労働相は、献血による国内自給に関する国の責務の明確化、薬事・食品衛生審議会の機能強化および医薬品等の安全監視体制に関する検討、原材料漿の「標準的な費用の額」の受給計画への明記、などの観点から修正が必要であることを説明した。
なお、薬事法は、医薬品・医療機器などの品質、有効性および安全性確保の観点から、企業が行う製造・販売等に関して必要な規制を行う法律。また、採血及び供血あっせん業取締法は、血液製剤の安全性の向上、安定供給の確保および適正な使用の推進のために必要な措置を講ずるとともに、人の血液の利用の適正および被採血者の保護を図るために必要な規制を行うもの。
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