民主党の鳩山由紀夫代表は14日、定例記者会見を行った。直前に行われた党首討論について、「国民の悲痛な叫びがどこまで届いているかわからない。極めて空虚な答弁が長く続いた」と感想を述べた。また「制約時間のなか、意味のない話で時間をとるのが首相としてはベストな戦法なのだろう」と不快感を示した。
さらに、「事故の一報を受けてもゴルフを続けるとは、どう考えても危機管理意識も、総理としてリーダーシップを発揮する意識も乏しかったことは明らかだ」とし、「私にとっても納得できない答弁であったが、国民がどう受け止めたかと思うと、非常にさびしく感じる」と述べた。
また、外交機密費疑惑については、森首相の逃げの姿勢を改めて批判。党首討論で要請した国会法第104条による国政調査権の発動へ、自民党など与党側の積極的な協力を期待したいと語った。
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