参議院本会議で23日、民主党・新緑風会の寺崎昭久議員が衆議院から送られた「住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案」に対する代表質問を行った。
とりわけ、特別割増融資の期限延長や「はじめてのマイホーム加算」の増額が民業圧迫につながるのではないかと質したのに対して、扇国土交通相は、「長期、固定、低利の融資は今も民間による提供はない」として、民業圧迫にはならないとした。また、こうした既存制度の維持・拡大は、行政改革大綱で打ち出された特殊法人改革の方針にも逆行することになると追及。扇国土交通相は、あらかじめ改革に支障をきたすことのないよう関係方面に要請している(?)などとして、批判を受け付けなかった。
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