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2006/05/10
後半国会、しっかりと対立軸を示し敢然とたたかう 江田参院会長
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参議院民主党・新緑風会の議員総会が10日午前、本会議開会を前に国会内で開催され、江田五月参議院議員会長らが挨拶・報告を行った。江田参院会長は特に、重要な懸案が山積する後半国会においては、しっかり対立軸を示して敢然とたたかっていく姿勢を改めて強調した。

 江田参院会長は総会冒頭の挨拶の中で、後半国会は、共謀罪、医療制度、教育基本法、国民投票法、米軍再編など「色々重要な懸案が山積をしている」状況であることを真っ先に指摘。「今の小泉政治この5年間で相当この国が傷んでいる」という「国民の判断を背に受けて、ここはしっかりと対立軸を示しながら敢然とたたかっていかなければならない」と語った。

 共謀罪についても江田参院会長は、民主党が昨日の役員会で、徹底して対決をするという方向を確認したところ、「早速与党は、与党修正に更に修正ということで折れてきている」と指摘。「初めから与党審査の段階できっちりやれということだ」と与党側の姿勢を厳しく批判しつつ、「ここでしっかりと対立軸を示していく」ことの重要性を改めて強調し、参議院としても一丸となって、「衆議院が対峙をしてくことにエールを送っていきたい」と述べ、参議院での一層の奮闘を呼びかけた。

 また、輿石東参院幹事長は国会情勢と来年の参院選挙について、平田健二参院国会対策委員長は国会情勢と今後の日程等について、それぞれ報告。直嶋正行参院政審会長(政策調査会長代理)も、行政改革特別委員会の審議状況について詳しく報告を行った。そして郡司彰議院運営委員会筆頭理事からの報告の後、この日の本会議に登壇し質問を行う、小林正夫参院議員からも、力強く決意の挨拶が行われた。

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