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2001/12/11
1月党大会に向け、党改革方針を一致〜両院議員総会を開催
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両院議員総会が11日、党本部で開かれ、全国幹事長会議における議論を踏まえながら、党大会に提案する党務改革および代表選挙規約改正案の内容を了承した。

 鳩山由紀夫代表は、総会の冒頭の挨拶で、今年1年の党活動を回顧。参院選で選ばれ た新人議員がさっそく国会で大活躍したこと、対テロ国際協力をめぐって熱心な討議と活動を繰り広げたことなどを振り返り、「大きな意義のある1年だった」とした。

 また、自衛隊派遣の事後承認をめぐって、「賛成」の方針で一致してもらえない人が いたことは残念だとしながらも、今後さらに焦点となる安保外交問題の議論を通じて、国民に本当に信頼を置いてもらえる政党に成長していこう、と呼びかけた。

 続いて、菅直人幹事長が党務改革と代表選挙規約改正について提案。特に、党員・サ ポーター登録制度における両者の位置付けの相違、地方組織への交付金引き上げの趣旨などについて、全国幹事長会議の議論も紹介しながら説明した。

 討論では、党員・サポーター登録制度の導入をめぐって、両者に付与される代表選挙 の投票権がまったく同等であることについての疑問が出された。また、国政選挙で民主党得票率が25%を上回った県に、代表選挙において2割増しのポイントを与えるというポイント制度については廃止すべきでない、という意見が出された。これらの点についてはさらに検討を重ねることとし、党務改革と代表選挙規約改正の基本案は了承された。

 また、仙谷由人党テロ対策本部事務局長がアフガニスタン難民等支援募金活動について報告。井上和雄議員からは、党が11月27日より設置したパキスタン現地事務所の活発な活動が報告され、その成果の一つとして、ムシャラフ大統領が1月に鳩山代表のパキスタン訪問を受け入れる意思を表明したことが紹介された。

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