93年にスタートし、今年で第8期目を迎える「女性のための政治スクール」(加藤シズエ名誉校長・事務局長=円より子参議院議員)の開講式と第1回講義が15日、東京・麹町の会場で行われた。
受講生は北は北海道から南は鹿児島県まで50人。これまでは超党派で運営されてきたが、今回から民主党からの委託生も参加している。最初に細川佳代子副校長(細川護煕元首相夫人)が「こんな時期に志を持つ皆さんは立派だ。自分を見つめる1年間にして、未来のための活躍を期待している」と歓迎の挨拶。続いて、円より子事務局長が、「感受性を磨くだけでなく、歴史や古典をしっかりと学んで物事を正しく判断する力を身につけてほしい」と激励した。(写真上)
続いて、参加者一人ひとりが自己紹介を兼ねて、年間テーマになる「教育」について1分間スピーチ。時間厳守の中、それぞれの参加者が率直な気持ちや日頃感じていることなどに熱弁をふるった。
後半は福島県三春町が公募した教育長に国立大学教授から転身した前田昌徹さんが講演。三春町の学校教育の先進的な取り組みを紹介しながら、子どもの学力問題や、文部省中心の画一的教育の弊害など、現場の視点からの教育論を熱く語った。
スクールでは受講生の追加募集を受け付け中。お申し込み・お問い合わせは参議院議員円より子事務所まで。TEL&FAX.03-5512-2738 e-mail:yoriko@iname.com
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