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2004/02/27
オウム真理教元教祖松本智津夫被告裁判の判決について(談話)
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民主党 『次の内閣』
ネクスト法務大臣     小宮山 洋子
ネクスト国家公安委員長  大畠 章宏


本日、オウム真理教元教祖松本智津夫被告に対し、求刑どおり死刑判決が下された。前例のない無差別テロであった地下鉄サリン事件のほか、松本サリン事件、坂本堤弁護士一家殺害事件等、13事件で27人が死亡し、被害者や遺族、家族の身体的・精神的苦痛は今なお続いており、一連の事件を指示した松本被告の刑事責任に対するこの判決を重く受け止める。

 民主党は、組織的大量殺人の再発防止と犯罪被害者支援を政治の責任と捉え、党内に「オウム真理教・カルト問題対策特別委員会」を設置し、一連の事件の捜査の進展を検証しつつ、組織的犯罪防止や犯罪被害者支援のための立法活動と化学物質テロへの対応を含むテロ対策策定に積極的に取り組んできた。

 政府には、被害者や遺族へのよりきめ細かい支援とともに、特別手配中の被疑者の早期検挙を強く要請する。一連の事件に関する残余の裁判の早期結審を望む。また、松本サリン事件に関連して生じた報道による人権侵害等、一連の事件の捜査や取調べから派生した問題点についても改善を求めていく。

以上

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