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2001/05/03
渡辺周議員とツルネン・マルテイ氏がロンドン、パリで在留邦人向け講演
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昨年から導入された「在外投票」の現状の把握と、きたる参院選へ向けた民主党のPRのため、渡辺周衆議院議員と参院選比例代表候補予定者のツルネン・マルテイさんが、ロンドンとパリを訪れ、両都市で現地の日本人の協力のもと、民主党講演会を開催した。

 5月1日のロンドンでの集会には、メーデーのデモに乗じた商店襲撃や放火が懸念され、戒厳令下のような警察当局の取締りの中、約30人近い日本人が参加した。

 3日のパリでは、事前に1000枚近いチラシを配っていただいた佐々木真紀さん(佐々木秀典代議士の妹さん)の協力で、60人を超える日本人の参加があった。

 講演会の質疑で交わされた在留邦人の主な関心は「小泉新政権で日本の構造改革は進むのか。民主党はどういう態度で臨むのか」「日本の教育はどうなっているのか。学力の低下が心配だ」「在外投票の手続きが煩雑、情報不足なので改善して欲しい」など。

 この他、「戸籍、本籍はそもそも必要なのか」「2005年の愛知万博にむけ日本はどうするのか」「日本に残った家族の相続の問題などの相談窓口を民主党が作ってもらえないか」などの、多面的な質問も出された。

 渡辺議員とツルネンさんは「民主党はこれまでのように、議論ばかりをして結論を先延ばしにし、相手のエラーで加点する党であってはならない。史上空前の高支持率に支えられた小泉政権と闘う“大人の政党”になる契機とするしかない」と語り、これから在外投票の拡大に向けての努力と、恥ずかしくない日本政治の確立を約束して会を締めくくった。

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