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2001/06/13
「突撃!ワイドショー魂で、ワイドショー内閣に挑戦」須藤甚一郎さんが比例代表で出馬
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民主党は13日、持ち回りの常任幹事会で、元テレビレポーターで目黒区議会議員の須藤甚一郎さんを、参議院選挙比例区で公認することを決定した。これで比例代表の候補者は26名(男性15名・女性11名)となった。

 同日午後、党本部で羽田孜特別代表、松沢成文選対委員会事務局長が同席して、須藤さんが記者会見を行った。

 須藤さんはは週刊誌「女性自身」記者を皮切りに、「微笑」「週刊ポスト」「週刊大衆」などで、フリー雑誌ジャーナリストとして活躍。その後はテレビリポーターとして芸能ニュースから事件・政治まで幅広く取材・レポートしてきた。99年4月、統一地方自治体選挙で東京・目黒区議選に無所属で立候補して当選。文教委員会、企画総務委員会、再開発特別委員会などを経験した。

 激励のコメントとして羽田特別代表は「ジャーナリストとして培ってきた鋭い視点で、政策上の問題点を具体的に語ってくれるはず」と大きな期待感を示した。また、辛口のリポーターであると同時に、弱者の立場でのコメントが多い須藤候補に対し、「ぬくもりのある政策を打ち出してくれることを期待している」と述べた。

 続けて挨拶に立った須藤さんは、「このごろ、ジンイチロウではなく、ジュンイチロウと言ってしまいそうになる」とまずは笑わせた。そして、森政権当時であったら立候補することはなかったが、小泉内閣人気で民主党に逆風が吹き荒れているので、敢えて立候補したと説明。また、目黒区議会議員として2年間を過ごしたなか、「“ネタを探す→取材する→掘り下げる→解決する手段を検討する”といったワイドショーのレポーター的発想が政策の現場で大いに役立った」と分析。そうした自らのスタンスが、国政の場でも生かせるのではないかと述べた。

 さらに、小泉内閣が“構造改革には痛みを伴う”としている点について、「企業の生き残りを優先し、“痛みを伴う”ことのしわ寄せが弱者にのみ集中するようなことはあってはならない」と指摘。「“最高でも金、最低でも金”と語ったヤワラちゃんを真似して、多くても100万票、少なくとも100万票を目指す。票起こしのきっかけになりたい」と締めくくった。

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