トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2001/06/19
「差別・偏見のない社会をつくりたい」森元美代治さんが立候補会見
記事を印刷する



18日、参議院議員選挙の比例区で立候補することが決まった全国ハンセン病国賠訴訟原告団事務局次長の森元美代治さんが、党本部で記者会見を行った。会見には、候補者夫人の恵美子さん、多磨全生園入所者の堤良蔵さんらも同席。党からは、菅直人幹事長、堀込征雄・選対委員長代理、江田五月・ハンセン病ワーキングチーム座長が出席した。

 冒頭、挨拶に立った菅幹事長は、「ハンセン病問題のこれからの課題は、元患者のみなさんに社会復帰してもらい、活躍してもらうことだ。これまでもハンセン病に限らず、差別・偏見をなくすための世界的な活動にも携わってきた森元さんは、国会で仕事をする力をも十分に持っているということで、立候補をお願いした」と、出馬要請の理由と経緯を紹介した。

 続いて、森元さんが立候補の決意を表明。「菅さんから“出てほしい”と言われたときは青天の霹靂だった。しかし、出ることで多くの国民にハンセン病やその歴史について知ってもらえる。また万が一当選すれば、即社会復帰が実現する、カミングアウトしたい人々の励みになる、と考え、裸になって頑張ろうと決意した」と語った。また、民主党から立候補することについて「肌に合う先生方もたくさんいるし、出るとすれば民主党以外は考えられなかった」と述べた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.